juwi自然電力と千葉エコ、営農と太陽光発電事業を両立するためのノウハウを提供

 juwi(ユーイ)自然電力オペレーション株式会社は、千葉エコ・エネルギー株式会社と共同で、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の新サービス「農業を応援するオーダーメイド・メンテナンスサービス」の提供を開始した。

■背景
ソーラーシェアリングは農業と太陽光発電事業を一つの土地で同時に行うことにより、農業収入だけでなく売電収入も得る営農モデルです。

農業従事者に継続的な売電収入がある持続可能な営農モデルとして、農業人口の減少防止や耕作放棄地の再生といった地域の課題解決に繋がると期待されています。

農林水産省では未利用等の農地活用を目指し、2013年、2018年と一部規制を緩和しました。自然エネルギー発電設備(太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱)を設置するための農地転用許可の実績件数が年間約1万件まで増加しています(*1)。

現在、耕作放棄地の面積は全国で42.3万ヘクタール(富山県の面積に匹敵)にも上り、広大な未利用農地の存在はソーラーシェアリングの普及可能性を示しています。

juwi自然電力と千葉エコ、営農と太陽光発電事業を両立するためのノウハウを提供
一方で、2017年3月時点で、ソーラーシェアリングへの新規農地転用許可は全国で1,182件(農地330.9ヘクタール、*3)の普及にとどまっています。

その理由として、営農型太陽光発電が認められるためには発電しながら営農が成り立つことが条件でありながら、発電事業と営農の両方のノウハウや経験を備えている事業者が限られていることが挙げられます。


■「農業を応援するオーダーメイドメンテナンスサービス」概要
こうした状況を受けて、juwi自然電力オペレーションと千葉エコ・エネルギーの業務提携が実現しました。

juwi自然電力オペレーションは、メガソーラーのO&M(運営・保守)実績を多数持つ上、自然電力グループとしては自社で発電所を開発・建設し、運営・保守を行うなど、自然エネルギー発電事業全般におけるノウハウや経験を有する事業者です。

juwi自然電力と千葉エコ、営農と太陽光発電事業を両立するためのノウハウを提供
千葉エコ・エネルギーはソーラーシェアリングの農業支援についての実績を持っており、同社が保有する発電所にて、発電と農業両方の事業を行っています。

「農業を応援するオーダーメイドメンテナンスサービス」は、ソーラーシェアリングに興味を持っている事業者・営農希望者・投資家のマッチング、資金調達、事業支援、O&Mなど、初期段階からソーラーシェアリング事業の実施までの全てを含むサービスとなっています。

発電事業の経験がない農業従事者にとってもソーラーシェアリング事業を開始しやすくすることで、市場の拡大と地域の課題の解決に貢献することを目指してまいります。


参考:農林水産省
*1: 「農地に再エネ発電設備を設置するための農地転用許可の実績について」
http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukei/totiriyo/attach/pdf/einogata-17.pdf
*2: 「荒廃農地の現状と対策について(平成29年7月)」
http://www.maff.go.jp/j/nousin/tikei/houkiti/index.html
*3: 「太陽光発電設備を設置するための農地転用許可(平成23年度以降の実績)」
http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukei/totiriyo/attach/pdf/einogata-23.pdf