宮崎県にある米良企業グループの共立電機製作所と共立電照は、完全人工光型植物工場を稼働させ、地元の宮崎大学との共同研究を行う。
宮崎市高岡町にある共立電機製作所の工場内に、植物工場プラントを設置。共立電照が持つ自社LED商品を採用し、約100m2の栽培室3ルームと作業室2ルームを整備する。
LED光源にて、複数のリーフレタスを生産し、1日600~800株のリーフレタス生産を見込む。複数の他社事例でも、5段の多段式/300m2の栽培室にて平均700株/day前後となっている。
植物工場は、今年の10~11月に完成予定で、障がい者を含め15名の採用を見込む。栽培室を分けることで、照明(光質・光量、設置間隔など)や養液などの比較検討が容易になる。その他、最適環境の異なる複数品種を同時に栽培することもできる。
当初はリーフレタスが中心だが、将来的には高栄養化・機能性野菜など付加価値の高い商品開発を目指していく、という。
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