京王電鉄株式会社と岐阜県高山市では、2017年9月から開始している高速バスを活用した貨客混載による飛騨高山の農産物の販路拡大事業において、新たな販路として5月18日から、京王百貨店 新宿店での販売を開始する。
[関連記事] 京王電鉄、高速バス路線を活用した“貨客混載”による飛騨高山の農産物の販路拡大事業を開始
これは、京王電鉄バスと濃飛乗合自動車が共同で運行している高速バス路線「飛騨高山線」(新宿~飛驒高山間)において、新宿方面行きのトランクを活用し、岐阜県高山市の新鮮な野菜や旬の果物等を東京へ定期的に輸送し販売する取り組みです。
これまでは、京王ストアのキッチンコート永福町店(最寄:京王井の頭線永福町駅)でのみ販売していましたが、今回は京王百貨店 新宿店でも販売するものです。
当社グループと高山市では、2016年7月に当社が開業した観光案内所「中部地方インフォメーションプラザin京王新宿」に高山市が出展しているほか、2017年5月には高山グリーンホテルとの提携を締結するなど、互いのリソースを活用した連携強化を進めており、今回の取り組みもこれまでに醸成してきた信頼関係のもと、2017年9月に協力して構築した当社グループのリソースを活用するスキームを発展させるものです。
販売開始
5月18日(金)から
※販売する農産物は5月17日(木)に輸送します。
※以降の販売は毎週火曜日・金曜日を予定しています(輸送は前日に行います)。
販売する農産物の特徴
高山市は北アルプスなどの高い山々に囲まれた中山間地域で、野菜や果物などは、冷涼な気候と昼夜の寒暖差、豊富でおいしい水など、この地域特有の自然の恩恵を活かし育てられています。
関東ではまだ馴染みが薄いですが、飛騨トマトや飛騨ほうれんそうなどに代表される農産物の一大産地です。
【農産物一例】
飛騨高山産のトマト・ホウレンソウ・モモ・ナス・トウモロコシ・キュウリ等
貨客混載概要≪運搬行程≫
≪輸送量≫
1便当たりの保冷コンテナ搭載量:3~6個(60kg~120kg)
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