LEXUSは、全世界の次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2018 *1」の入賞作品、全12作品を決定した。入賞作品の中には食や農業、店舗併設型の植物工場も含まれており、その一部を紹介する。
第6回を迎える今回は、“CO-(共)“をテーマに作品を募集。世界68カ国から1,319作品、そのうち日本国内からは173作品の応募があり、国外国内共に過去最高の作品数を記録した。
“CO-(共)“とは「複数の要素を融合させ、その相乗効果により、既成概念や限界を越えて新しい価値を生み出す」LEXUSの思想。Co-llaboration、Co-ordination、Co-nnectionにより、LEXUSはサステナブルなデザイン開発に取り組み、自然や社会との共生・調和を常に追求している。
入賞作品の審査は、昨年11月東京 南青山のINTERSECT BY LEXUS – TOKYOにて、世界中で活躍する審査員・メンターが一堂に会し実施された。 “CO-“というテーマのもと、様々な視点から社会課題に対する革新的なソリューションを提案した12作品が選出された。
*1:LEXUSが、革新的なデザインとアイデアを生み出す気鋭のクリエイターを育成・支援することを目的に、2013年に創設した国際コンペティション。LEXUSの思想やデザインフィロソフィーをテーマに創造性豊かなアイデアを募集している。
以下、食・農業や植物工場に関連した一部の作品を紹介。
Honest Egg:食品廃棄を背景に、最先端インクとデザインを用いた賞味期限切れを示す卵。
Recycled Fiber Planter:古着の繊維を再利用し植物と共生させたプランター
VNWALLS GARDEN:現代的な農業と畜産の手法に貢献する、エアロポニック式の植栽機。
※ 作品情報: LEXUS DESIGN AWARD 2018公式ホームページに掲載
https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/#award
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