NTTデータと株式会社アイリッジは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が2016年3月4日より公開したスマートフォンアプリ「JA全農」を構築した。
本アプリは、JA全農が取り扱う国産農畜産物や商品を多様なチャネルを活用して消費者に広く消費してもらうためのオムニチャネル戦略の一環として、アイリッジのプッシュ型情報配信サービス「popinfo（ポップインフォ）」等をベースに構築を行ったもの。
JA全農の最新情報やJA全農グループの飲食店舗『焼肉ぴゅあ』『銀河浪漫』およびインターネットショッピングモール『JAタウン』のお得な情報等の発信に加え、アプリ利用者ごとの属性に合わせた情報配信やアプリ利用者の『JAタウン』への容易なアクセスを可能にします。
これにより、店舗の近くにいるアプリ利用者にクーポン等をプッシュ配信して来店を図ったり、アプリ利用者の属性に基づく顧客体験提案を行い『JAタウン』での購買につなげることが可能となります。
【背景】
近年、多くの企業において、消費者の購買行動の多様化に合わせ、実店舗への来店促進やECサイトへの誘導等を組み合わせてさらなる購買機会を創出したり、利用者の購買行動を分析することで利用者ごとに最適な情報やサービスを提供するなど、オムニチャネル戦略への取り組みが進められています。
一方、国内の農畜産業に関わる人々にとって、将来的に農畜産物の輸入量増大が予想される中、安全・安心な国産の農畜産物について一般の消費者に認知してもらうことは喫緊の課題となっています。
これらを背景に、今回、JA全農は、国産の安全・安心な農畜産物を直接消費者に認知・消費してもらうための取り組みとして、JA全農の持つ店舗やネットショッピングなどのチャネルを生かし、スマートフォン等を入り口としたネットショッピングの利用、ポイントの蓄積やクーポンの受信等が可能となるアプリの構築をNTTデータとアイリッジに依頼し実現しています。
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