アトラス株式会社は、植物工場の課題を解決した生産性5倍・生産原価6割削減の空中農園「自動植物生育器シーパス」の開発に成功した。また、住宅会社向けに空中農園付き収益住宅『2,000万円稼ぐ家』を企画し、全国へ普及のため勉強会やセミナーを実施していく。
「自動植物生育器シーパス」開発の背景
アトラスはこれまで断熱材の開発を主に行ってきました。しかし、お客様から植物工場の生産原価を下げてほしいとのお声をいただき、何が問題なのかお客様に聞くと、レタスの原価の大半は電気代に食われている、電気代を下げることができればこんなうまい商売はないということでした。
そこで調査をすると、大きな植物工場の内部全体を大型空調機で温度調節していたことが判明いたしました。こんなに無駄な空間があれば生産原価を下げることができないと分かり、省スペースで緻密な環境制御できる栽培装置の開発を実施し、この度「自動植物生育器シーパス」を開発いたしました。
「自動植物生育器シーパス」の特長
「シーパス」では、2ユニット3.9坪の省スペースで年間5万株の生産、約500万の利益の算出が可能です。「自然環境制御型農業で植物と自然の融合」を開発の視点に、より自然に近い環境で生産原価を下げる自動植物生育環境制御システムを搭載し、農業クラウドにも対応いたしました。
シーパスは、従来の植物工場と違い少ないスペースで生産性を上げて利益を出す仕組みで、家庭菜園を業務用にしたパーソナルな植物栽培装置です。機能的で省エネ性や収穫性が高く、しかも投資コストの安いのが特徴です。
アトラスホームページ: http://www.atolas.jp
詳細プレス: https://www.atpress.ne.jp/releases/69963/att_69963_1.pdf