ジョイ・ワールド・パシフィック、省エネ型の施設園芸向けワイヤレスセンサーの販売を開始

 株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックでは、温度や湿度などのセンサーデータを無線送信できるワイヤレスセンサーデバイス 「あぐりセンス(AgriSense)」の販売を7月10日より開始する。

本製品は、温度、湿度、大気圧、二酸化炭素濃度など、 農業や施設園芸で有用となる複数のセンサーを搭載したワイヤレスセンサーとなっている。面倒な設定の必要なく、センサーデータを周囲にワイヤレスで送信する機能をもち、無線通信にはBluetooth® Low Energyを採用しており、低消費電力で動作できる。同社の農業ICT 製品のほか、対応するAndroid スマートフォン/タブレットと通信が可能となっている。

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 同社では、同じハウス内で栽培しているにもかかわらず、場所によって作物の生育が異なってしまうという問題を受け、設置するだけで手軽にハウス内の情報を可視化し、原因の究明や対策、監視などに活用できる製品として開発した、という。
本製品は「平成26年度青森県ITビジネス事業化支援事業費補助金」の採択を受け試作版を開発、 今年1月より青森産業技術センター農林総合研究所の圃場にて実証試験と改良を重ねてきた。

製品ラインアップとして、施設園芸向けモデルである「AGRISENSE-S01-BLE」と、農業以外にも広くご利用いただける多目的携帯型「AGRISENSE-P01-BLE」の2機種を発売する。本製品に関する、さらに詳しい情報はホームページのプレス記事(http://www.j-world.co.jp/newsrelease/release_agrisense.html)をご覧ください。