ローソンは2015年3月17日、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域に指定されている新潟市に、特例農業法人「株式会社ローソンファーム新潟」を設立した。国家戦略特別区域の規制緩和制度を活用しての特例農業法人設立は、全国で初めてとなる。
今回の計画では、同市江南区に所有する5ヘクタールの土地で、地元の農業生産法人「アグリライフ」と提携し、コメを生産する。将来的には100ヘクタールに拡大させるような計画もあり、今後は土地を追加取得して、加工や出荷を行う施設を建設、弁当やおにぎりなどに加工し販売する方針。
生産から加工、販売までを一貫して行う「6次産業化」の推進と雇用創出、海外市場への輸出も目指す。
ローソンファームは、ローソングループの店舗向けに、安心・安全”な野菜等を安定供給することを目指し設立された農業生産法人であり、2010年の「ローソンファーム千葉」設立を皮切りに全国に拡大し、今回の「ローソンファーム新潟」で23ヶ所目の設立となる。