ソフト開発ベンチャーのユーシーテクノロジは、温度・湿度とともに、小粒子状物質(PM2.5)や花粉、日照量などをセンサーで検出し、ミニブログ「ツイッター」でつぶやくシステムを開発した。
学校では敷地内にある百葉箱に各種センサーを収めて、児童・生徒の保護者や周辺住民が環境データを共有できる。その他、工場周辺などにも設置を想定している。
電源のある場所に専用の百葉箱を設置すればすぐに利用できる。利用者はパソコンやスマートフォンを通して測定結果を確認できる。
温度・湿度を基本に、センサーを増やすことで、照度や花粉量などを一定間隔・服風箇所にて計測でき、放射線量計(ガイガーカウンター)を別途、装着することで放射線量を定期的にツイートすることも可能である。
センサーは通信機器と連携、測定結果を自動的につぶやく。測定対象の濃度が基準値を超えると、登録者に警告メールを送信する。測定データを蓄積してグラフなどで表示するサービスも提供する。
利用者はPM2.5などの飛来量が増える時間帯を予測できる。2014年春には測定対象の濃度を地図上に表示する機能なども追加する予定。
提供価格は50万円~、データを蓄積したり2次利用したりする場合は月額3,000円の利用料がかかる。
※ Pic ユーシーテクノロジのウェブサイトより
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