サブウェイの店舗併設型植物工場、2号店は大阪府立大学キャンパス内にオープン

2011年4月に開店した「サブウェイ 野菜ラボ 大阪府立大学店」は既に閉店している。

 日本サブウェイ株式会社が展開するサンドイッチ・チェーン『サブウェイ』は、大阪府立大学と植物工場野菜の栽培から販売までの流通の新しいビジネスモデルを実証していくことで合意し、2010年10月16日に覚書を交わした、という。

今後両社は、2011年4月の出店をめざして詳細協議を進めるとともに、植物工場研究施設で栽培される野菜の機能性を高める研究開発や、付加価値の高いサンドイッチの提供について、共同研究を下記の通り進めていく。

サブウェイの店舗併設型植物工場、2号店は大阪府立大学キャンパス内にオープン
2011年4月、実際にオープンした店内の様子
《サブウェイ野菜ラボ2号店出店》
2011年4月に大阪府立大学中百舌鳥キャンパス内に東京丸の内で開店した1号店に続く形で、「学産学消」をテーマとした2号店を開店します。店舗で使用するレタスの全量をキャンパス内植物工場でまかないます。

《商品開発》
2011年5月以降、大阪府立大学植物工場研究施設で栽培される野菜の機能性を高める研究開発や付加価値の高いサンドイッチの提供について共同研究を予定しています。

《植物工場概要》
大阪府立大学は、経済産業省と農林水産省の支援を受けた植物工場研究施設を、来年3月の竣工に向けて中百舌鳥キャンパスに建設中。<鉄筋コンクリート造 2階建、2棟 延床面積約2,000m2>

【覚書の要旨】
・日本サブウェイ株式会社は、大阪府立大学の植物工場研究施設で栽培する野菜の供給を受けて、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス内に植物工場併設型店舗を出店する。

・両者は、植物工場生産品を大学内で「学産学消」するプロジェクトをはじめ、植物工場産業におけるビジネスモデルを協力して追及する。