大阪駅前再開発エリア、食の安全や防災のためのコミュニティ創り。ビール原料のホップも栽培

 ネイチャーダイン株式会社(ND社)は、大阪駅前の再開発エリアにおける「うめきた2期区域暫定利用事業」(B区域:南エリア)の事業者である一般社団法人うめらく、と提携した事業展開を行う。

大阪駅北側の貨物駅跡地の約17ヘクタールを再開発する事業が進んでおり、「うめきた2期区域」として、緑豊かな空間を確保するとともに、世界をリードする「ライフデザインイノベーション」の拠点形成に向けたプロジェクトが進められています。

その中で、うめらくが提唱する“人と自然の共生「BIOPHILIC DESIGN」”をテーマに、うめきた初で生まれたクラフトビールの材料であるホップの栽培を軸に、食の安全や防災を加味したコミュニティ創りなどで行う地域経済の活性化につながるプロジェクトに、この度ND社のSoBiC(ソビック)が色々な形で導入・設置される事となりました。

大阪駅前再開発エリア、食の安全や防災のためのコミュニティ創り。ビールのホップも栽培
SoBiCとは、Solar Pneumatic Bio Cycle(ソーラー・ニューマチック・バイオサイクル)の略で、電気も機械も使わず、太陽の日射熱で自律稼働するので、陽の当たる場所さえあれば誰でもどこでも簡単に野菜や穀物など様々な作物をほぼ全自動で栽培できる世界初の非常にユニークなシステムです。

このシステムを利用する事で、ほぼ完全な自然作物が簡単に収穫できる事から、ホップ栽培の一部に導入をはじめとして、その他、通路脇などのスペースにトマトやトウモロコシなど様々な野菜栽培用のユニットの設置を決めました。

ここで獲れた作物は同エリア内にある、自然エネルギーを活用した快適空間「みんなのこかげ防災パーゴラ」(事業主、株式会社高橋電気商会)で行う、食育イベントにも役立てるとしています。