富士通と米国Microsoftは4月12日、ドイツで開催されているハノーバーメッセにてIoT(Internet of Things)サービスを活用した製造業分野におけるイノベーションに向けて協業を開始すると発表した。
その第一弾として、福島県会津若松市にある富士通グループが運営する完全人工光型植物工場「会津若松Akisaiやさい工場」で、管理者や技術者向けに製品品質の向上、システムの統合、機能性を向上させる検証を実施した。
検証する際には、「FUJITSU Sustainability Solution 環境経営ダッシュボード」、IoTプラットフォーム、「A5 for Microsoft Azure」、Windowsタブレットなどが利用された。
Microsoftの発表においても、富士通が取り組む植物工場や腎不全患者などをターゲットにした低カリウム野菜、栄養成分の分析データや施設全体の環境モニタリング制御などが紹介された。
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