株式会社ダスキンは、人工光型植物工場のクリーンコントロール(衛生管理)認証を日本で初めて取得した。最高レベルの「ゴールド」認証となる。環境保全と福祉をテーマに持続的社会の創造を目指すNPO法人イー・ビーイング(大阪市住之江区)が主宰する第三者評価委員会(TPAC)の審査の結果、認められた。
取得したのは、生産物・生産システム第三者評価委員会(TPAC‐PPS)の「クリーンコントロール認証」。環境、安全・安心、ユニバーサル性、社会性の視点で生産物・生産システムを評価して認証する。ダスキンは、植物工場生産物・生産システム分野の人工光型植物工場で最高位となる「ゴールド」認証を取得した。
以下に、ダスキンによるプレスリリースを掲載する。
日本初!人工光型植物工場におけるクリーンコントロール(衛生管理)認証を取得
2013年8月29日
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市 社長:山村輝治)は、特定非営利活動法人イー・ビーイング※1(大阪市 理事長:井上健雄)が主宰する第三者評価委員会(TPAC)のTPAC‐PPS※2(生産物及び生産システム第三者評価委員会)における審査の結果、日本で初めて人工光型植物工場※3におけるクリーンコントロール認証 ゴールド※4を2013年8月7日に取得いたしました。
この認証は、TPAC‐PPSの「クリーンコントロール認証」で、認証レベルは最高の「ゴールド」。人工光型植物工場における衛生管理に関して、ダスキンが長年培ってきたノウハウを活かして策定した独自の衛生管理システムが認められました。
認証取得を受け、さらなるレベルアップを図り、ダスキンの主力事業であるクリーンケア事業のサービスのひとつとして、今後導入の検証を行ってまいります。
人工光型植物工場におけるクリーンコントロール<概要>
(1)定期的な衛生調査:リストによる定期的なチェック及び抜き取り等の衛生検査
(2)報告及び改善提案:設備及び運用面の現状並びに改善項目の提案
(3)維持管理:マット等の衛生用品等を用いた衛生環境の維持
(4)人材教育:衛生管理に関する従業員向け講演会等の開催
※1 特定非営利法人イー・ビーイング:環境保全とウェルビーイング(いわゆる福祉)をテーマに公正・公平で豊かな持続的社会の創造を目標に掲げるNPO法人
※2 TPAC‐PPS:「生産物及び生産システム第三者評価委員会」のこと。
※3 人工光型植物工場:施設園芸の栽培方法の一手法で水耕栽培(養液栽培)の方法で、人工の光を使用して、温度、湿度、二酸化炭素濃度などの環境条件をコントロールして栽培を行うもの
※4 ゴールド:認証レベルにおける最高レベル