世界最小規模/LED搭載の小型植物工場。フリーの専用ソフトウェアをダウンロードすれば、誰でもWEBやiPhoneを通じて遠隔操作・自動制御が可能

今までにも、PCと接続しながら好きな植物を栽培できる家庭菜園グッズを紹介してきたが、今回はさらにハイテクな家庭用の小型・植物工場をご紹介する。日本国内でも、簡易的な水耕栽培キットであれば数千円から、水耕+LED照明にオートメーション機能(温度や水量などを把握して自動調節してくれる)が搭載されている小型植物工場であれば、数万円ほどで購入可能である。(例:MRTのリビングベジスタ/価格は6万5千円ほど)
 
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今回Micro Grow Labs が開発・販売する「The LabBox Grower」は、温度や水量、光量など計測・自動制御が可能な水耕栽培栽培システムに、高輝度LEDを搭載した “今まで以上に小型化された植物工場” である。さらに、フリーの専用ソフトウェアをダウンロードすることで、自分の好きなように栽培環境をカスタマイズできる
 
世界最小規模の高輝度LEDを搭載した小型植物工場。フリーの専用ソフトウェアをダウンロードすれば、誰でもWEBやiPhoneを通じて遠隔操作・自動制御が可能な栽培システム
 
iPhoneを通じて水耕栽培・遠隔操作が可能
国内調査でも、家庭菜園を始めて1年以内で中断する人は4割と言われているように、「急に毎日の生活が忙しくなり水やりを忘れてしまう」、「2、3日家を留守にしてしまい帰宅してみると植物が枯れていた」といったようなことは誰しもが経験することではないだろうか。
 
 
こうした悲劇を繰り返さないように、本製品には外出先でも、現在の栽培環境データの把握や遠隔操作がWEBを通じて可能である。例えば、光量や温度環境、ファンがしっかり機能しているのか、といった確認ができるだけでなく、予め設定した温度許容範囲を超えたり、水が少なくなると携帯やPCにアラームメールを送ってくれるし、今の状況を植物自身がTwitter上で報告してくれる機能もついている
 
 
現在はまだβ版であり、今後はデザイン面での改良やサイズのカスタマイズ(商業用でも展示できるような少し大きめな商品の販売)、さらには利用者の栽培データなどを収集・分析することで、さらに最適なソフトウェアを開発していくという。また、利用者同士が情報交換できるPC・携帯どちらからでもアクセス可能なコミュニティサイトも充実させていく計画であり、今後のサービス拡大に非常に期待が持てる。私共でも1台購入しようかと、検討している所だ。
 
世界最小規模の高輝度LEDを搭載した小型植物工場。フリーの専用ソフトウェアをダウンロードすれば、誰でもWEBやiPhoneを通じて遠隔操作・自動制御が可能な栽培システム
世界最小規模の高輝度LEDを搭載した小型植物工場。フリーの専用ソフトウェアをダウンロードすれば、誰でもWEBやiPhoneを通じて遠隔操作・自動制御が可能な栽培システム
 
 

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