オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営する、フードイノベーション領域に特化したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC) ファンド (Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合「FFF1号」)は、扶桑化学工業株式会社から出資を受けた。
■出資企業について
扶桑化学工業株式会社は、食品業界において多くの食品・飲料の製造過程で使用される「果実酸」の製造・販売を行っています。
この度、FFF1号への出資を通じて、FFF1号が出資するスタートアップ企業と協業・連携することで、今後成長が期待されるフードテック市場を念頭に、「食を通じて人々の暮らしを豊かにすること」ができる新規事業・製品の創出を目指しています。
同社が蓄積してきた経験や技術を生かし、スタートアップエコシステムの構築に向け今後連携を深めてまいります。
社名 : 扶桑化学工業株式会社
所在地 : 大阪府大阪市中央区
設立 : 1957年6月24日
資本金 : 43億3,404万7,500円
事業内容 :
■ライフサイエンス事業…リンゴ酸やクエン酸などの果実酸、及びその製剤の製造販売
■電子材料事業…半導体の製造に用いる研磨材の原料を製造販売
会社HP : https://fusokk.co.jp/
Future Food Fund株式会社について
Future Food Fund株式会社は、昨年10月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドとしてオイシックス・ラ・大地株式会社により設立されました。
パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現