カナダの生鮮野菜・食品流通の大手Oppy社は、太陽光利用型の植物工場にて野菜を生産する「Randhawa farms」と独占契約を締結した。
「Randhawa farms」は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にて、約30ヘクタール以上の太陽光利用型の植物工場を運営しており、高品質なパプリカ、長きゅうり(ロング・イングリッシュ・キューカンバー)を生産している。
また同社が手掛ける野菜は「Perpetual Vegetableブランド」にて提供されている。
今回の独占契約では、同ブランドにおける長キュウリの周年提供、春から秋にかけてはパプリカの提供を独占的に確保できる契約となっている。
「Randhawa farms」は近年、売上向上・ブランド強化のため、様々な対策を実行している。
カナダ国内や米国などの消費者には高く支持されている、水やCO2、養液などのリサイクルといった環境保全も訴求し、約2,000m2の冷蔵貯蔵庫にて、保管・出荷調整なども行っている。
Oppy社も同じブリティッシュ コロンビア州のバンクーバーに拠点を置き、160年以上の歴史を持つ企業。グローバルに野菜や果物など生鮮食品の生産、マーケティング、流通などを手掛けている巨大企業であり、特に同社のアボカド、ベリー類、リンゴやオレンジなどは主力商品となっている。
今回の独占契約は、両社の方向性や考えが一致することで実現した、という。
Oppy社: https://oppy.com/
投稿者プロフィール
