廃棄野菜・食材から染色した”着る野菜”『FOOD TEXTILE』が春夏に合わせて商品ラインナップを拡大

 食品ロス削減プロジェクトとして、廃棄予定の野菜や食材などを基に染められた「FOOD TEXTILE (フードテキスタイル)」では、爽やかな春夏の季節に合わせて、雑貨やベビー服など幅広く楽しめるラインナップ、鮮やかで優しいカラーのアイテムを新たに提案する。

廃棄野菜・食材から染色した”着る野菜”『FOOD TEXTILE』が春夏に合わせて商品ラインナップを拡大
2019年の今国会で食品ロス削減推進法案が成立する見通し
国連機関や農林水産省の推計*によると、世界の食料生産量の3分の1が毎年捨てられ、日本の年間食品ロスも600万トンを超えるなど、近年食品ロスの問題に注目が集まっています。

フードテキスタイルは、廃棄予定の野菜や食材から染められたサスティナブルなプロジェクトブランド。

従来捨てられてしまっていた、形の不揃いなど規格外の食材や、カット野菜の切れ端、コーヒーの出し殻などを、食品関連企業や農園より買い取り、植物に含まれる成分を抽出、それを染料にして染め上げています。

※参考:農林水産省「食品ロスの現状・平成28年度推計値」
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_4-118.pdf


アパレル業界発のフードロス削減プロジェクト~食品業界との架け橋に~
フードテキスタイルは、食べ残しや規格外品の廃棄など、食品業界が食料廃棄・食品ロスの課題を抱える一方、ファッション業界も同じように日々廃棄問題を目の当たりにする中で、食品企業からの賛同と協力を得て、小さなプロジェクトとして発足。

食品とアパレル業界の架け橋として、食べ物がもつ「色」に注目、染料化する独自の技術と、様々な食品関連企業から提供された食材を活用し、オリジナル商品の展開の他、国内の様々なファッションブランドと連携して生地販売・商品化を進め、アパレル業界からフードロス問題に取り組んできました。

現在では、キユーピーグループの株式会社サラダクラブなど15社を超える国内の食品関連企業・農業・農園と連携、業界を繋ぐサスティナブルなシステムを構築しています。


FOOD TEXTILEプロジェクト アイテム一覧
◆LINKT-shirt -lettuce & blue mallow-

太めのリブで仕上げた衿元に、タイトすぎないゆったりしたシルエット。リラックスして着れるのに衿元をしっかりとさせたことで、存在感のある1枚に。

・染料材料:レタス、ブルーマロウ
・価格:¥6,264(税込)
・詳細:https://www.foodtextile.shop/items/5bfe423c7cd3616d8d5be156


◆SHOPPING BAG S -komatsuna & echinacea –
廃棄野菜・食材から染色した”着る野菜”『FOOD TEXTILE』が春夏に合わせて商品ラインナップを拡大
すっきりシンプルなバッグ。マチつきで大容量、折り畳んで持ち歩くと、急に荷物が増えたときに安心です。カラフルな色は洋服と合わせて着こなしのはずし小物としても大活躍。S、Mサイズ展開。

・染料材料:小松菜、エキナセア
・Sサイズ価格:¥2,700(税込)
・詳細: https://www.foodtextile.shop/items/5af8560050bbc32493004476