株式会社イーエムアイ・ラボ(EMI-LAB)は、無人車両のローバーの販売を開始した。
地上を走行する無人車両であるローバーは、点検や搬送、調査などの目的で様々な場所で導入が始まっており、同社では、このような状況に対応するため2種類のローバーの販売を開始する。
ひとつは、水道管や下水管など直径が30〜40センチほどと狭く、内部に人間が入れない構造物の点検が可能な小型ローバー。
カメラとライトを搭載しているため、水道管や下水管の内部の状態を確認できます。
もうひとつは、果樹農薬散布用のローバー。50リットル容量のタンクを搭載し、農薬を噴霧します。山間部に多い傾斜の急な地形に対応したパワフルな車両です。
小回りがきくこのローバーは、果樹と果樹の隙間を縫って効果的に農薬を噴霧します。
人間が乗って運転をする従来の農薬散布車両とは異なり、農業従事者のケガや負担は大きく軽減します。GPSを搭載しているため、自動走行が可能です。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現