アメリカを中心に世界各国に展開するメキシコ料理チェーン店のチポトレは、アグリ・フードテック関連の技術系ベンチャーへの支援プロジェクト「Chipotle Aluminaries Project」を開始する。
主に、スタートップ系のベンチャー企業の経営者に対して、自社のネットワークの提供、参加するアドバイザーからの助言、リーダー育成研修などの特別プログラムを約7カ月間、徹底的に行う。
アドバイザー評議会には、有名シェフのリチャード・ブライス氏、テスラ社CEOで、現在はスペースX社を経営するイーロン・マスク氏の弟である、キンボール・マスク氏も参加。
キンボール・マスク氏は、植物工場を活用した起業家支援や地産地消プログラム、自社でのレストラン運営も手掛けている。
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本プロジェクトのため、チポトレ財団では20万ドルを投資した。応募可能な団体は、食や農業系の生産技術・商品開発など、事業分野は幅広く設定されており、民間企業だけでなく非営利団体でも応募が可能となっている。
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