JTB・エムスクエア・ラボなど、3社で新会社。小中学生を対象に農業ビジネス教育

 JTBとエムスクエア・ラボ、アクトインディの3社は、小中学生を対象にした農業を通じた人財育成事業「農学芸スクール事業 Agri Arts& Science School」を展開する新会社「Glocal Design School株式会社」を7月5日に設立する。

今後、日本全国で農業等を通じて地域の小中学生の成長を支援し、地域イノベーター人財育成事業の多拠点展開をすすめていきます。

JTB・エムスクエア・ラボなど、3社で新会社。小中学生を対象に農業ビジネス教育

1)子どもたちが地域産業で起業体験
「農学芸スクール事業 Agri Arts & Science School」は静岡県菊川市の受託事業として2016年からスタートし、地域の小中学生が起業から会社経営を経験することができる地域部活動「ジュニアビレッジ」を運営してきました。

第一号の「菊川ジュニアビレッジ」では、菊川市の主産業である茶業活性化と農業を通じた地域の小中学生の人材育成を目指し、小中学生によるハーブの栽培、ハーブティーの商品開発、販売開拓、さらには活動資金確保や収支報告まで、子ども達が主体的に経営をおこなっています。


2)異業種3社のコラボで全国展開
この「菊川ジュニアビレッジ」運営で蓄積したノウハウやインフラと、JTBの営業ネットワーク、エムスクエア・ラボの農業情報システム、アクトインディのインターネットサービスノウハウを活かし、Glocal Design School株式会社では異業種連携による事業推進により「ジュニアビレッジ」の取組を今後日本全国に順次拡大し、子ども達が地域の産業や企業と共に成長する社会の実現に向けて取り組んでいきます。

なお、今後は、千葉県柏市や神奈川県横須賀市でのジュニアビレッジの展開を計画しております。


「アグリアーツ」
農業を通じ、子どもたちが地域・農業と触れ合い、世の中とつながり、不確実な未来を生き抜く力を身につける人材育成。

自然科学、人文学、科学技術、環境、経営を横断的に教育するリベラルアーツプログラムにより、“地域発の次世代イノベーター”を生み出すことを目指す。 http://agriarts.org/