クラウドデータを瞬時に解析。理経、カナダmnubo社と販売代理店契約を締結

 株式会社理経は、カナダのmnubo社と新規販売代理店契約を締結し、IoT向けデータ分析ツールの販売を開始した。

mnubo社のSaaS(※1)型データ解析プラットフォーム「SmartObjects」は、クラウド上に保管されている大量のデバイスデータを取り込み、データ解析を行います。

複数の解析ツールを組み合わせることにより、データの関係性を読み取ることが可能です。

(※1) SaaS:Software as a Serviceの略称。インターネット経由でサービスを提供・利用する形態のこと。

クラウドデータを瞬時に解析。理経、カナダmnubo社と販売代理店契約を締結
■製品の特長
・迅速に分析結果を提供

柔軟かつテンプレート化された解析ツールを有し、従来は数ヶ月かかっていた分析結果をわずか数日で提供。リアルタイムのセンサーデータも瞬時に解析し、事業での運用を実現します。

最新の専門知識を活かすだけではなく、ビジネス拡大に対応できるソリューションです。


・リアルタイム性のある分析結果
各企業の価値を最大限に引き出すために必要な、行動性のある情報・分析結果を算出。

レポート作成、CRMやERP(※2)システムとの連携、BI(※3)ソリューションの強化などの機能も活かし、さらに効果的な情報活用を実現します。


・企業全体のニーズに対応
技術開発、プロダクトマネージメント、営業、マーケティングや幹部など、すべてのステークホルダーのニーズに応える分析結果を提供します。


・製品の開発からEOLまですべてカバー
製品のライフサイクルに合わせた分析を実施します。試作から次世代製品の開発まで、IoTデバイスのセンサーデータを随時モニタリングし、分析が可能です。

(※2) ERP:Enterprise Resource Planningの略称。企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のこと。

(※3) BI:Business Intelligenceの略称。業務システムなどから蓄積される企業内の膨大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思決定に活用する手法のこと。


■市場背景
 国内IoT市場規模は5兆円を超えたと言われ、来る4年後の2021年には倍以上の11兆円規模と予想されています。

データ活用は既に、製造業/運輸を中心に進んでおり、農業、小売販売店、スマートホームなどへの展開が進みつつあります。

今後データ解析を行うデータサイエンティスト不足が大きな課題となっており、プラットフォームを利用したAIでの解析に期待が寄せられています。

製品ページ:https://www.rikei.co.jp/product/622/