設備・建築・内装・冷蔵・厨房技術を組み合わせた独自のサービスを手掛ける商空間テック企業、株式会社ラックランドは、当社製品であるショーケース棚下LED照明「棚子ちゃん」の省エネ強化バージョンとして、「ウルトラ棚子」を新発売する。
従来、スーパーマーケット等において、生鮮食品(肉、魚、野菜など)や揚げもの・パンなどを陳列棚下から照らす照明は、主に蛍光灯が使用されていましたが、当社は独自技術で開発したLEDを使用することにより、蛍光灯対比「高演出」「低コスト」「長寿命」「劣化防止効果あり」の「棚子ちゃん」を既に製品化しております。
今般、当該LEDの高度化を図り、省エネ効果を強化した結果、蛍光灯対比86%の消費電力削減を実現した「ウルトラ棚子」を新発売致します。
ケース棚下照明には、店舗全体の照明の消費電力のうち約30%が費やされるため、本製品を導入することにより、スーパーマーケットやコンビニ等では、大幅な省エネ・コストカットが期待されます。
【多段冷ケース(4尺・棚4段)LED照明比較表】
※棚子ちゃんの色味は〔キャノピー用にCHC1200・内天及び棚下にHC1200〕となっております。
※上記の消費電力には、蛍光管に他に、電源自体に掛かる電力も含んでおります。
※点灯時間は1日あたり 13時間 、営業日数は 365日 にて計算しております。
※電気使用料金は 1KWhあたり17円で計算しております。
■「ウルトラ棚子」その他のポイント
①長寿命
当製品の寿命は40,000時間と長いため、通常蛍光灯の場合2年に1度は必要であるところ、ランプ交換が8年に1度で 済みます。蛍光灯交換の手間が省けるほか、交換時の電球の色の違いによる照明のばらつきを抑え、食品の色味を一定に保ちます。
②劣化防止効果あり
紫外線を放つ蛍光灯は商品劣化の一因でしたが、LED化により紫外線と熱線をカットし生鮮食品の鮮度維持を実現しました。
③演色性(6月より実装)
従来のLEDは、食品の演色性を出すことが難しいとされてきましたが、当社独自の方法で、肉・魚・野菜などのそれぞれの食材に合った専用のLED照明を開発し、高い演色性を実現しました。
■株式会社ラックランド会社概要
【本社所在地】〒160-0023東京都新宿区西新宿3-18-20
【代表取締役社長】望月 圭一郎
【資本金】15億2,449万円
【従業員】766名(2017年4月1日現在)※連結
【創立】1970年5月15日
【URL】http://www.luckland.co.jp/
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