株式会社リンガーハットは、台風被害による“北海道産コーン”の確保困難にともない、リンガーハットの主要商品に使用する北海道産コーンを2016年12月1日より順次“国産豆苗”に変更する。
今夏に発生した台風被害により、北海道産コーンを年間に安定して提供できる量の確保が困難になった。そのため、リンガーハットでは様々な国産食材の中から検討を重ね、15万人の来店者へ安定して供給できる『国産の豆苗』へ変更することとなった。
リンガーハットでは、品質・おいしさの向上と、安全・安心な商品を提供する事を目標に、いち早く食材の国産化へ切り替えた。2009年に野菜を全て国産とし、2010年には麺の小麦、2013年にはスイーツギョーザの主原料であるサツマイモも国産に切り替えた。
原材料費や人件費の高騰に対応するため「長崎ちゃんぽん」の価格を地域に応じて9~22%値上げしたが、メニューの質を高めた結果、値上げによる客数の減少を売り上げ増で補うことに成功している。
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