農業のIoT化、圃場や施設を遠隔モニタリング・サービスを「農業資材EXPO」で公開

 共同紙工株式会社は、新サービス『Farmer’sWACS』を2016年10月12日~14日に幕張メッセで開催される農業ワールド内の第6回「農業資材EXPO2016」での出展ブースにて製品発表を行う。

本サービスは、新しい通信方式(LPWA)によって従来の施設だけでなく、遠隔地の圃場やフィールドのモニタリングとコントロールを目指すワイドエリアシステムとなっている。

農業のIoT化、圃場や施設を遠隔モニタリング・サービスを「農業資材EXPO」で公開
LPWA(Low Power Wide Area)は省電力で長距離通信を実現する通信方式で、今後、急速な普及が見込まれます。送信データ容量は小さくとも消費電力が極端に少ないロングライフで、通信距離も見通しが良ければ10km前後と広範囲であり、何より通信料が無料なのが最大の特徴です。

『Farmer’sWACS(Wide Area Control System)』は、そのLPWA(LoRa)をいち早く農業・アウトドアシーンに導入することにより、日本の農業を守り、強くし、更にはその通信インフラを利用し、地域の安全・安心に貢献できることを想定しています。

ルーターを介してインターネットに繋がる親機:GateWay「アイ・コネクト」には様ざまなセンサー類にLPWA(LoRa)をドッキングさせることで、省電力・ロングライフの「アイ・センサー」となり何万個でも双方向で繋げることを可能にしました。

また通信料も無料なので多種多様な場での活躍が考えられ、その通信距離と小さなバッテリーで数年も持つことから、正に農業・アウトドアシーンでの用途は無限大です。

農業のIoT化、圃場や施設を遠隔モニタリング・サービスを「農業資材EXPO」で公開
今まで初期費用、センサー毎のランニングコスト、そして有線による煩わしさによってIoT・ICT化を躊躇されていたシーンでも『Farmer’sWACS』のGateWay「アイ・コネクト」ならルーター込み10万円前後で完結。

システムも多様なLPWA(LoRa)を繋ぐ計画をしていて、地域の安全・安心に対しても様々な展開が期待されております。尚、既製のアナログセンサーとのドッキングの為の共同開発、LPWA単体での条件付き販売も検討しています。


■基地局(アイ・コネクト)
■センサー(アイ・センサー)
※温度・CO2・湿度・日射量・土壌分析・GPS等センサー機能により価格が異なります。また、その他の機能をご希望の方も開発可能。メンテナンス費用別途
■通信費用(月額)無料


【会社概要】
農業の縁の下の力持ち、農業用薬品の包装資材に特化した創業から半世紀の老舗メーカーです。近年は付加価値の高いお米やワイン用の特殊袋を新事業の柱とし、これからは自国生産を守るためにICTによる省力化、鳥獣被害対策のシステム化、地域生産物のブランド化など、中小企業ならではの農家の視点に立ったITによる低コスト化を実現し、社会へ貢献して参ります。

▼『Farmer’sEyes』について
商号   : 共同紙工株式会社 KYODOSHIKO Co.,Ltd
商業年月日: 昭和42年(1967年)2月7日
代表   : 代表取締役社長 時田 義明
URL    : http://www.kbrains.co.jp/