JA全農と東レ株式会社は、新たな農業用防護服「カッパ天国(R)エース」を製品化する。製品化には、JA全農の「農作業者の農薬散布時の安全性や快適性を追求したい」という考え方と、東レの「高機能な先端素材を活用した製品開発を通じて、より良い社会の実現に貢献していく」という方針が一致したため、平成26年より検討を重ねてきた。
東レでは平成28年2月23日に、素材から製品まで全てを東レグループで手がけるディスポーザブル型防護服の総合ブランド「LIVMOA(TM)(リブモア)」を発表した。「LIVMOA(TM)(リブモア)」は、汗による蒸れなどの問題を改善した新しい防護服で、現在、高通気タイプ、防水透湿タイプの2タイプがある。
今回は「LIVMOA(TM)(リブモア)」防水透湿タイプをベースに製品化されたもので、防水透湿フィルムとポリプロピレン不織布の3層構造生地を使用しており、防水性、透湿性に優れ、快適に農作業が出来る防護服となっている。
農薬散布用途や雨天時の農作業だけでなく、農作業以外の日常の作業、汚れ作業等、幅広い用途で使用できる。
■「カッパ天国(R)エース」製品仕様
〔1〕防水性(耐水圧):10,000mmH2O以上(JIS規格 L 1092 B法)
〔2〕透湿性:6,000g/m2/24h以上(JIS規格 L 1099 A-1法)
〔3〕製品重量:上下セット約265g(LLサイズ)
〔4〕製品カラー:青色
〔5〕サイズ:3サイズ(M・L・LL)
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