10月6日から10日まで、国際施設園芸大会(Greensys2013)が韓国チェジュ国際コンベンションセンター(ICC,JEJU)で開催された。世界から32カ国から365名の代表が参加し、中国ではChinese Academy of Agricultural Sciencesのヤンチーザン氏の研究員チームが大会に参加した。
Greensysとは、国際施設園芸の中でも重要な学術会議であり、二年に一度、開催される施設園芸の ”オリンピック” と認識されている。今回は、施設園芸や植物工場における環境制御・省エネ・生産技術に関するシンポジウムと展示会が開催され、LED光源による光ストレスやセンサーの自動化システム、水耕栽培によるサステナブル農業など、13のセミナートピックがあった。
中国からはヤンチーザン研究員が、大会のメイン発表者の一人として「中国における日光温室主導の蓄熱システムとその構造の最適化」について講演を行い、その他の研究員は、光ストレスに関する植物生理、日光温室向けヒートポンプ技術、LED植物工場の自動化に関して発表した。
Greensysは、2015年はポルトガル、2017年は中国北京での開催が決定しており、中国では今後も、国際的な学術会議の場で国内の研究状況を積極的に発表していく、という。
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