豊田通商は3月13日、ベトナムで冷凍野菜の製造事業に参入すると発表した。冷凍食品大手の京果食品から現地子会社ダラット・ジャパン・フード(DJF)の株式30%を取得した。日本に輸入するほか、ベトナムや他のアジア諸国、オーストラリアなどにも販路を広げる。
DJF社は、ベトナム中部高原地帯で栽培された野菜を原料にした、日本市場向けの冷凍野菜製造において、長年の実績を持っております。
豊田通商は、ベトナムの冷凍野菜のトレーディングに加え、製造事業に参入することにより、日本市場向けの冷凍野菜原料の安定調達先を確保いたします。
また、食の安心・安全がますます重要度を高めている環境の中、豊田通商は、外部専門機関と業務提携し共同策定した、独自の食料安全管理システムをDJF社に導入し、更なる安心・安全の確保を追求いたします。
将来的には、日本市場向けのみならず、堅調な成長が見込まれているベトナム国内を含めた東南アジア市場などへ、DJF社が製造する高品質な冷凍野菜原料を拡販していくことを目指します。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現