LOHAS型農業の可能性。NYC AgTech Week 2017から考える都市農業の「今」②
植物工場のような先端農業ビジネスに挑戦する起業家が増える一方で、CSAや農業ボランティア等、健康で持続可能な農業/ライフスタイルを求める消費者も多いのが米国の都市部である。
植物工場のような先端農業ビジネスに挑戦する起業家が増える一方で、CSAや農業ボランティア等、健康で持続可能な農業/ライフスタイルを求める消費者も多いのが米国の都市部である。
ニューヨーク市の都市農業イベント「NYC Agtech Week 2017」。屋上ファームや植物工場、配達農業に挑戦するキノコ生産など、最新事例を紹介しながら「多くの起業家が都市型農業ビジネスに参入するのか?」を探っていく。
リクルートホールディングスは、米国の垂直式・植物工場ベンチャーのPlenty社(南サンフランシスコ)に出資を行った。Plenty社は先日、ソフトバンクなどから、約2億ドルの資金調達を実現した注目のベンチャーである。
北極に近いカナダのチャーチルという町にコンテナ型植物工場が導入され、生鮮野菜の生産に乗り出す。本プロジェクトを進めているのが「Growcer社」である。
バイテックグリーンエナジー株式会社は、2016年1月に完全人工光型植物工場の運営企業として、石川県七尾市に株式会社バイテックファーム七尾を設立。2017年9月1日にグループにて、2カ所目となる植物工場を操業開始した。
オランダとカタールの政府関係者や農業関連企業が9月26日、カタール・ドーハにて、植物工場をはじめとする施設園芸分野での連携強化をはかるべく会合を行った。
米国・ミネソタ州に拠点を置くアーバン・オーガニクス社では、都市エリアにて、完全人工光型植物工場による葉野菜の生産とアクアポニクスによる魚養殖を融合した、新たな設備プラントを稼働させる。
フランスのパリ市内にて都市型農場が次々にオープンしている。例えば、中間所得者が多く住むパリの東エリアにある建物屋上では、今年の7月にオーガニック・ファームがオープンした。
世界最大の農機メーカーDeere & Companyでは、画像認識技術を活用した自動農機の開発を行うBlue River Technology社に対して、約3億ドルでの買収計画があることを発表した。
コンテナ型植物工場を運営するFriday’s Fresh Marketでは、地元の米国アイオワ州にあるダベンポートにて、小売スーパーの壁面スペースを利用した水耕栽培を行っている。