クリエイティブな料理を生み出し続けるFood Dudesが植物工場によるケールの地産地消をスタートする。同社はカナダ・トロントにて、ハイブランドなレストラン運営を行い、パーティー等のケータリング事業において、地元では有名企業の一つである。
植物工場メーカーのModular Farms社とパートナーシップを結び、駐車場の一角にて40ftコンテナ型植物工場を設置。栽培室内は、主に赤色LEDと垂直式のタワー型・栽培システムを採用している。
日本では平面多段式が多いが、米国では様々なタイプの閉鎖型が提案されており、先日、ソフトバンク等から約2億ドルの投資を受けたPlenty社も垂直式・タワー型となっている。
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コンテナ型植物工場にて生産するものは「ケール」がメイン。週に68kgのケールを収穫する予定である。
育苗は一般的な平面・多段式にて行い、少し大きくした苗をタワー型の垂直式システムへ定植し、ケールの場合は約3週間で収穫できる、という。
コンテナ内部で生産・収穫されたケールは、すぐに同社のキッチンにて料理に使用される。自社ケールは “地産地消(ローカル)” や “収穫後30分以内” に料理することを全面にアピールしていくことで、食材においても他社との差別化を図っていく。
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