台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告/約20年の老舗メーカーから最安値での野菜販売を目指す企業まで

 人工光型植物工場の稼働施設数では日本に次ぐ世界で2番目に多い台湾。2015年11月19日~22日に台北にて開催される植物工場(人工光型)だけを対象にした展示会の開催期間にあわせて、台湾企業との意見交換・ビジネスマッチング、施設見学などを弊社がコーディネートいたしました。

設備プラント・照明などの資材調達目的、技術ノウハウの販売や代理店・現地パートナーの選定など、参加者様には、事前に目的/個別訪問先の希望を伺いながら、最適な訪問企業を調整しました。

個別企業訪問ではゼネコン大手による店舗併設型植物工場スーパー・緑化都市開発、日本よりも低価格にて野菜の販売を行っているLEDメーカー、健康食品からの新規参入企業、高付加価値・六次産業化にも成功している植物工場運営企業などを訪問いたしました。

台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告

高級向け有機野菜・食品スーパー内に併設した植物工場。キッチンも併設しており子供たちの食育、主婦向けの料理教室など様々なプログラムを開催され、自社ブランドの認知・普及を進めている。

台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告

低コスト型植物工場による8段の多段式栽培プラント。販売する植物工場野菜の価格も日本より安い。高麗人参の試験栽培にも成功し、写真の品目はキャベツの人工光栽培を行っている。

台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告

植物育成用LED開発を20年近く行っており、今までの栽培データを活用しながら品目ごとにカスタマイズされたLED照明を開発・販売している。最近では都市開発にも力を入れており、商業施設やホテル、将来的には住宅もターゲットに入れた環境制御が可能な室内向け壁面緑化システムの開発も行っている。

台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告台湾・植物工場マッチング視察ツアーの報告

台湾の植物工場用照明ではトップシェアを誇るLEDメーカー。野菜だけでなくトマト等の果菜類・花卉などの補光用照明も取り揃えている。緑化・定植・生育などステージごとにカスタマイズされたLED照明を提案しており、日本を含め世界でも販売実績を持つ。

【弊社サービスについて】
弊社では市場調査も兼ねて海外の企業や研究者の訪問・施設見学等の視察コーディネートも実施しております
サービスについて: http://innoplex.org/service

【関連記事】
台湾における植物工場の市場概要と現状分析(1) 台湾では植物工場ブーム?! 国内に60ヶ所以上の施設が稼働
台湾における植物工場の市場概要と現状分析(2) 太陽光型の研究開発も加速・フルーツトマト市場も徐々に拡大

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. 中国でも施設規模の拡大と労働者不足により小型農機の需要増
     人民网・天津報道局によると、キュウリの収穫・運送、または収穫後の梱包作業に要する一人当たりの人件費…
  2. 未来の農業コンセプト、ピラミッド型の垂直農場
     都市型農業(アーバンファーム)として、コロンビア大学のDickson Despommier氏などを…
  3. グーグルが農業ビッグデータ解析ベンチャーに18億円の投資
     テクノロジーベンチャーに投資を行っているグーグル・ベンチャーは、農業ビッグデータ解析サービスを提供…
  4. イノベタスの世界トップ規模のフルLED植物工場の完成披露へ
     株式会社イノベタスは7月10日、2015年3月に完成した「富士ファーム」の完成披露式典を行った。イ…
  5. lettuce_nara8
     東京電力・福島第一原発の事故の影響で食の安全への関心が高まる中、完全人工光型植物工場にて4種類のレ…
  6. サラダコスモ、工場生産スプラウト・もやし商品が水耕栽培で全国初の有機認証を取得
     工場生産によるスプラウト・発芽野菜メーカーのサラダコスモでは、オーガニック緑豆もやしとオーガニック…
  7. マレーシア市場におけるイチゴ商品の可能性
     太陽光・人工光型植物工場によるイチゴの生産事例が国内で増えつつある現在、将来的には海外市場への輸出…
  8. 北海道最大級のファームノートサミット2016 ~生産と消費をつなぐ次世代農業~
     先月末11月30日、北海道帯広市の北海道ホテルにて、北海道最大級の農業カンファレンスであるファーム…
  9. 世界市場でも注目される特殊発電フィルムの開発。植物工場・施設園芸での普及を目指す
     ICT・センサー技術を活用した環境制御型・植物工場や一般的な温室ハウス(施設園芸)であっても、露地…
  10. 野菜の機能性に関する測定方法(機能性表示食品制度にも応用)
     機能性表示食品制度による商品の販売が6月16日より開始されました。当初は飲料や加工食品、サプリメン…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 米国における学校・教育向け施設園芸・植物工場が増加。農家と学校をコーディネートするNPO団体の貢献も大きい
     米国フィラデルフィアにあるストロベリー・マンション高校に併設する敷地内にて、新たに太陽光パネルを導…
  2. シカゴの都市型農業、米国農務省による100万ドル以上の補助支援を受けて農地整備・人材育成へ
     シカゴ市は米国の連邦政府補助金として100万ドルをかけて、都市型農業の整備や人材育成、新規事業の支…
  3. 韓国とイスラエルによる共同ドローン開発がスタート。ブドウ畑などハイテク農業用ドローンなどを想定
     韓国とイスラエルの両国がそれぞれの政府支援を受けてドローンの研究開発を実施する、と6月20日に公表…
  4. 来年より改正農地法が施行・農業生産法人の名称変更。法人による農地所有要件が緩和
     2016年4月に改正農地法が施行され、農業生産法人という名称も変更される。株式会社などの民間企業で…
ページ上部へ戻る