2018年に開学したNSGグループの新潟食料農業大学は、昨今の食と農を取り巻く環境の変化に対応し、食料産業のさらなる成長・発展に貢献できる高い研究能力と専門性を有する高度専門的人材をここ、新潟食料農業大学から輩出すべく、2022年4月に大学院修士課程を設置する。
同グループでは、植物工場ビジネスによる野菜の生産・販売事業も展開している。
[関連記事]
・新潟県内初のユニット型植物工場による苗生産事業、環境制御型施設による高糖度トマトの生産開始
・NSGグループ、植物工場による高糖度トマトを新潟県内イオン全店舗にて販売開始
<新潟食料農業大学大学院>
https://nafu.ac.jp/graduateschool/
● 学位名称:修士(食料産業学)Master of Agro-Food Science
● 定員:入学定員 6名
●食料産業学研究科 食料産業学専攻(修士課程)の目的:
農林水産業・加工流通業・関連産業を包含する「食料産業」に関する精深な学識を身につけ、高度の研究能力と専門性をもって課題を解決し新しい時代の産業を創出することにより、地域および国際社会の食料産業の発展に寄与できる高度専門的人材を育成します。
●食料産業学研究科 食料産業学専攻 3つの特色
1. 食料産業を一体的に学ぶカリキュラム<3領域の設置>
農林水産業・加工流通業・関連産業を包含する「食料産業」について精深な学識を修得するため、食料産業学科3コースの教育内容をさらに高め、かつより柔軟に食・農・ビジネスの各領域を総合的に・横断的に学び、研究するカリキュラムで学ぶことができます。
2. 実践的な教育・研究の推進
本学に組織されている新潟食料健康研究機構と連携し、企業や地域・団体・行政などが抱える機能性食品、発酵食品、有機農業、ICT農業などの分野における諸課題について実践的かつ最先端の研究を行い、その解決を図ることができます。
本学に組織されている社会連携推進室との協働を通じ、自治体、企業、地域社会などが取り組むSDGs、地域活性化、農業および食料関連産業の振興などに関わる諸課題について、その解決を図ることができます。
3. 新潟食料農業大学大学院で学ぶメリット
①特待生制度
大学で一定の成績を収めた者や優れた専門的な実績がある者は、「特待生」として学費を減免します。
②学びやすい学費と環境
経済的負担を軽減し学びやすくなるよう、他の食・農学系大学院よりも低い学費金額としています。また職業を有する等の事情により、2年を超えて一定の期間に渡り計画的に修了できるよう「長期履修制度」を設けます。
③NSGグループの強み
食や農に係る事業のほか、教育・医療・福祉・スポーツなど多様な事業を展開するNSGグループのネットワークにより、実践的な研究に取り組むことができます。
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