アグリメディアは、コロナ禍によって増えている「自宅で気軽に野菜づくりを楽しみたい」という声に応えるため、野菜栽培キットの提供から栽培指導まで、ワンストップでオンライン提供する新しい家庭菜園サービス「おうち畑」を開始する。
まず、カブ、サラダ菜、コマツナといった野菜が栽培できるキット一式(税込7,800円)を弊社のWEBサイト上で販売します。キットを購入したお客様には、当社所属の「菜園アドバイザー」がオンライン会議システム「Zoom」などで栽培指導を行います。
新サービスを全国に98カ所展開するサポート付き貸し農園「シェア畑」に続く事業と位置づけ、1年間で全国2万人のお客様の利用を目指します。
日本最大の貸し農園チェーンである当社は、豊富な知見をもつ250人の「菜園アドバイザー」が各農園に常駐しており、利用者の野菜づくりをサポートしています。
コロナ禍が本格化して以降、菜園アドバイザーらには「外出しづらくなったから自宅で野菜を栽培してみたい」「オンラインで野菜づくりを教えてほしい」などという声が寄せられていました。
新サービスの最大の特徴は、フェイス・トゥ・フェイスとかわらぬ菜園アドバイザーの接客をオンラインで提供できる点です。
オンライン会議システム「Zoom」を活用し、菜園アドバイザーが利用者の野菜の状態を見ながら直接栽培指導を行う『リモート栽培指導』のほか、メールで利用者の質問に回答する『メール相談』、Youtubeで配信する3ステップの『動画講習会』等、オンラインで栽培指導サービスを提供します。
様々な要因に左右される野菜づくりは初心者には難易度が高く、途中で挫折しがちですが、一連の細かいサポートによって最後の収穫まで楽しめるように工夫しています。
今後、オンラインサポートサービスの拡充や、会員制のサブスクリプションサービス化も見据え、当社がこれまで展開してきた”近所の畑での野菜づくり”に加えて、”自宅で指導を受けながら野菜づくり”という、新たな都市住民との接点を創出します。
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