株式会社タカラレーベンは、株式会社ニキシモとの共同事業であるボタニカルガーデン アートビオトープ「水庭」(栃木県那須郡)において、グッドデザイン賞ベスト100を受賞した。
応募概要
栃木県那須のリゾート「ボタニカルガーデン アートビオトープ」に誕生した、緻密な計算によって配置された318本の木々と大小160のビオトープ(池)とが織り成す唯一無二の「水庭」。あらゆる垣根を越えて世界中の人々が集い、交感し、五感を研ぎ澄まして人間と自然の関わりを感じる特別なメディテーション空間です。
デザインのポイント
建築家・石上純也氏により2018年に誕生した「水庭」は、318本の木々と大小160のビオトープ(池)の配置や水位の調整、飛び石のサイズ選定などを、緻密な計算によって実現。
森林、水田、牧草地として利用されてきたこの土地が持つ記憶が、水、木、苔といったこの場に存在していた素材を再編集することによって表現されています。
「水庭」はオープンからまだ日が浅いにもかかわらず、国内外の数々のメディアで紹介され、既に世界中から注目が集まるアートスポットとなっています。
ボタニカルガーデン アートビオトープ「水庭」の概要
総称名 : ボタニカルガーデン アートビオトープ「水庭」
所在地 : 栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3
敷地面積 : 約16,670㎡
周辺施設 : スタジオ、カフェ、レジデンス(「アートビオトープ那須」として運営中)/スイートヴィラ、レストラン(計画中)
事業会社 : 株式会社ニキシモ、株式会社タカラレーベン
協力会社 : 二期一級建築士事務所、株式会社八光建設、株式会社静岡グリーン、農業法人横沢ファーム
URL : http://artbiotop.jp/(アートビオトープ那須)
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