野菜不足を“見える化”する装置「ベジメータ」「ファンケル 銀座スクエア」に関東で初めて導入

 国内初の野菜摂取状況評価装置「ベジメータ」を販売する、アルテック株式会社は、銀座5丁目中央通りにあるファンケル 銀座スクエア6F「ファンケル ヘルスハウス」において、関東で初、健康食品メーカーとしては初めて「ベジメータ」を導入した。

野菜不足を“見える化”する装置「ベジメータ」「ファンケル 銀座スクエア」に関東で初めて導入
ベジメータは指先皮膚のカロテノイド量を測定することで、野菜摂取状況を数値として簡単に見える化する装置です。

こちらの店舗では、健康カウンセラーがチェックを受けられたお客様に測定結果(ベジスコア)を説明し、現在の野菜摂取状況や今後の野菜不足を改善するためのアドバイスを行います。

また、ご自分で野菜摂取習慣を改善されたときの効果を知りたい場合は、再測定を受けていただくことで、改善効果がはっきりと数字として把握できます。


ベジメータに搭載されている高感度センサは、わずかな変化も捉えられます。改善効果がはっきり見えれば、継続意欲の維持に役立ちます。

今回の導入に際して、ファンケル総合研究所や管理栄養士などの方から、ベジメータの精度が大切なお客様の野菜摂取の充足度を評価するのにふさわしいかどうかという観点に基づいて、数多くのご質問を頂きました。

例えば、研究所の方からは、指先の血管にあるヘモグロビンやメラニン色素の影響を本当に受けないのか、データの再現性はどうかなど重要なご質問をいただきました。

しかし、これらのご質問に関しては、製造元のLongevity Link Corporationと複数の研究機関で行われた検証実験の論文データをご紹介することでご納得いただきました。ベジメータはvalidity(正当性)の検証された信頼できる測定装置です。

6月にキリン堂肥後橋店様に導入後、8月はファンケル 銀座スクエア、大学研究機関、健診施設に「ベジメータ」が導入されました。

9月には、ドラッグストア、大手スーパー、調剤薬局に導入を予定しており、一般消費者が身近なところでベジメータ測定を受けられるように鋭意事業を進めております。


【研究結果紹介】
■野菜摂取量を増やした努力は“2週間以内”にベジメータで“見える化”できます。

2014年にLisa Jahns博士(アメリカ合衆国農務省USDA)が実施した野菜・果物の介入試験結果では、光学的皮膚カロテノイド測定値(ベジスコア)は、野菜・果物の摂取量に依存することが確認され、介入による値の改善は“2週間以内”に確認できることが示されました。

野菜不足を“見える化”する装置「ベジメータ」「ファンケル 銀座スクエア」に関東で初めて導入
ベジメータは小さな変化も捉えられることができるので、早い段階で効果を知ることができます。

ご自身のベジスコアの目標値を設定することで、これまで継続が難しかった食生活改善も継続しやすくなると考えています。
L. Jahns et al. American Journal of Clinical Nutrition 2014,100:930-7


■“ファンケル1日分のケール青汁”をベジメータ推奨品に指定
昨年11月からベジメータのデモ機を使用してアルテックが行ったのべ約2,800人の測定結果からは、国民健康栄養調査報告と同様に、野菜不足の方の割合が高いことがわかりました。

また本年6月に公表された聖隷浜松病院尾花明医師の日本人985人を対象とした研究でも、ベジスコアの最も低い方と最も高い方には28倍の差があり、個人差が非常に大きいということがわかっています。Scientific Reports volume 9, Article number: 9318 (2019)

ベジスコアが高値の方は、概ね野菜が好きで十分に摂取していたり、緑黄色野菜摂取を意識している方が大半ですが、中には、補助食品である青汁や野菜ジュースを摂られている方も確認されています。

ただし、青汁や野菜ジュースを摂取していてもベジスコアの低い方もおられることから、品質や原材料によって効果に違いが生じる可能性が考えられます。

これに関しては、6月から第3者研究機関で始まったベジメータによる研究結果を待ちたいと思います。アルテックは、品質管理が十分行われ、ベジスコア改善が期待できると現時点で判断した補助食品について、「ベジメータ推奨品」として指定することにしました。
消費者の製品選びの参考になればと考えております。