ワタミ株式会社は、2019年7月7日より、展開する「三代目 鳥メロ」笹塚店で使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えた。
店舗で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることで、ワタミが2018年3月より加盟している「RE100※」の加盟目標である、事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーにするという第一歩となります。
「三代目 鳥メロ」笹塚店では、「RE100」をテーマにした店内ポスターやTシャツを作成し、「RE100」の取り組みを従業員はもちろんのこと、ご来店されたお客様にも知っていただくことで、環境について考えるきっかけを提供できればと考えております。
今回切り替えた再生可能エネルギーは、自社の食品工場、東松山センターにある太陽光パネルで発電したFIT電気を非化石価値証書とトラッキング(ひもづけ)することで、発電所を特定した環境価値が付随した実質再生可能エネルギーとしてグループ会社のワタミファーム&エナジー株式会社より購入しています。
ワタミでは、2018年3月に外食(レストラン・居酒屋)業態では日本で初めて「RE100」に加盟をしました。
今回の取り組みは、2040年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーにするという、「RE100」目標達成に向けた第一歩と位置付けております。
2008年のG8サミット(洞爺湖サミット)が日本で7月7日の七夕の日に開催されたことを契機に、毎年7月7日がクールアース・デーと定められました。みんなが地球を想うこの日に実現する「RE100」第一号店舗を皮切りに、目標達成に向けた取り組みを今後も推進してまいります。
※「RE100」について
「RE100」は再生可能エネルギー100%を目標に掲げる企業が加盟する国際イニシアチブです。再生可能エネルギーの使用は、企業にとってエネルギーコストの抑制だけでなく、CO2等の排出削減目標達成などにも寄与が見込めます。
メンバー加盟企業はITから自動車製造まで、幅広い業種を含みます。「RE100」は、「The Climate Group(クライメイト・グループ)」が「CDP」とのパートナーシップの下で主催する、「We Mean Business」連合の一部です。
●ワタミグループ「RE100」加盟の目標
①2040年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーにします
②中間目標として、2035年までに事業活動の消費電力のうち50%を再生可能エネルギーにします
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