創業期に特化した独立系ベンチャーキャピタル「インキュベイトファンド」が、スマート水田デバイス「paditch」開発・運営の株式会社笑農和)への出資を実施した。
高齢化に伴う離農・担い手不足・耕作放棄地の増加・異常気象に代表されるように、農業は課題が山積みと大変な時期に差しかかっています。
笑農和はこれらの課題を解決するためにIT・IoT・AI・ロボット等のテクノロジーを活用し、富山発の次世代農業(スマート水田)を築きあげていく、アグリテックベンチャーです。
スマート農業を普及するとともに、若い世代の人が農業を職業として選択する未来の創造に挑んでいます。
笑農和が開発するスマート水田サービス「paditch」
笑農和社の「paditch」は、米農家が一番負担に感じている作業である水管理を自動化するスマート水田サービスです。
水位・水温センサーだけでなく、水門の遠隔操作にも対応することによって、水管理コストの大幅な軽減に加えて、水管理の地域最適化に取り組んでおります。(参考URL:https://paditch.com/ )
今回の資金調達について
今回の資金調達により、従来のサービス「paditch gate02(ゲートゼロニー) 」から 「gate02+(ゲートゼロニープラス)」へ機能追加を実施いたします。
また、これに伴い、開発およびカスタマーサポート体制強化のため、事務所を移転し人材採用を積極的に進めていきます。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現