機能成分を高濃度に含有するパウダー『Auna』を販売する株式会社アウナは、花粉症の方に向けに、みかんの皮を使った新フレーバー「KOGANE」の予約販売を3月14日から数量・期間限定で実施する。
花粉症対策の市場規模は年間1,000億円を超える(2012年:アサヒ飲料)と推計されていて、花粉症による経済的損失は年間2,860億円と言われています(2000年:科学技術庁)。
KOGANEの3つの特徴
1. みかんの皮を使用
愛媛大学の菅原教授は「温州ミカン果皮配合ヨーグルトの摂取により、ヒトに対するスギ花粉症の緩和効果が確認された」と、2015年に研究結果を発表しています(※1)。Aunaはこの研究結果を参考に、みかんの皮を使った新フレーバーの開発を進めてまいりました。
みかんの皮には「ノビレチン」という成分が含まれていて、この成分が花粉が引き起こす細胞への刺激を弱め、ヒスタミンの放出を抑えてくれます。
「効果が期待できるのは大体1日0.5mgのノビレチン(※2)」なので、KOGANEは、1回あたり(3g)に「ノビレチン0.5mg」が含有するように製造しました。KOGANEを毎日の食生活に簡単に取り入れることで、薬に頼らず花粉症予防に取り組むことができます。
※ここでのノビレチンの数値は、ヨーグルト(150g目安)と一緒に食べることを想定しています。
2. ヨーグルトと一緒に食べる相乗効果
KOGANEはヨーグルトに混ぜて食べるのをオススメします。ヨーグルトにも「β-ラクトグロブリン」という抗アレルギー成分が含まれているため、みかんの皮とヨーグルトを一緒に食べることで相乗効果が生まれるからです。
※ノレビチンとβ-ラクトグロブリンでは働きが異なるため、組み合わせることで効果が上が上がります。
3. かぼちゃ・にんじんをブレンド
KOGANEには、みかんの皮以外に、かぼちゃ・にんじんが含まれています。ここには2つの狙いがあります。
1つは味や風味に関してです。みかんの皮を単体で食べるのは苦さが際立つため、自然な甘みが比較的強いかぼちゃ・にんじんをブレンドすることで、食べやすく、かつヨーグルトに合うように仕上げました。
2つ目は栄養面です。せっかく毎日とるものなので、かぼちゃ・にんじんに含まれるカロテンを始めとする機能性成分も同時にとれるようにしました。
愛媛大学の研究について(出典)
(※1)研究内容:温州ミカン果皮配合ヨーグルトのアレルギー症状緩和効果の検討
http://web-amb.agr.ehime-u.ac.jp/
※上記タイトルはページ中段にあります。
(※2)おいしいのヒミツ | ミカンの皮の隠れたパワー!愛媛大学・菅原卓也教授 | 春に食べたくなる柑橘!のヒミツ
http://oishiinohimitsu.com/ep/ep07-02.html
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