摂南大学(大阪府寝屋川市)は、2020年4月の農学部設置に向け、連携協力に関する包括協定を、有限会社 類農園、有限会社 かみなか農楽舎とそれぞれ締結した。
本協定は、本学と各生産者が相互に連携し、本学農学部の全学科学生の農場実習受入れに関する協力をはじめ、インターンシップ学生の受入れや教育・研究での連携などを目的としています。
本学農学部の全学科で必修科目である「農学基礎演習」では、実習先に類農園やかみなか農楽舎を予定しております。
この演習では、実習先に訪れ、田植えや稲刈りなど日本の主食である米の栽培を実際に体験することで、今後の稲作の在り方について実践的に学ぶことができます。
■類農園
奈良と三重の農場に加え、大阪に3か所の直売所を開設し、栽培だけでなく、都市と農村を繋ぐ「直売事業」を展開しています。地域を巻き込み、生産から流通、販売までを一貫して行うことで、「地域の再生・農の再生」に取組んでいます。
■かみなか農楽舎
2002年に福井県若狭町役場、地元農家、類グループが共同出資して、福井県若狭町に誕生した農業生産法人です。
設立当初から、都市からの若者の就農・定住を促進し地域集落を活性化する『就農・定住事業』に着手、この就農・定住事業を主軸に、農業生産(米・野菜)や加工だけでなく、農業体験事業など、多角的な農業経営に取り組んでいます。
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