Corev Immobilier社が手掛ける、カナダ・モントリオールの高級タワーマンションにて、室内型の植物工場が導入される。高級マンション「Le 1420」には、180室が設けられ、未来のライフスタイルを提案するために植物工場を設置する計画。
約110m2の完全人工光型植物工場には、一般的な水耕システム、LED光源が設置され、外部の委託会社が施設を管理する。
生産した野菜は、タワー内にあるレストランへ供給され、余った野菜は入居者や外部の関係者へ、完全無農薬野菜として販売していく、という。
なお、タワーマンション内に植物工場を設置する際には、行政への認可が必要となるため、開発企業が申請準備に入っている。
[関連記事]
・カナダ・トロントの新プロジェクト。建築デザインに農業を融合させた「アグリテクチャー(Agri-Tecture)」
・カナダ・バンクーバーの食品リサイクルの義務化と植物工場・地産地消モデルの推進
共用スペースには、結婚式や各種イベントのため、立派なチャペルもある。レストランやラウンジ、2か所の家具付きの中庭、室内プールやジムもある。
建物の高さは、3.6メートルを確保しており、高級感を演出。周辺には、フォーシーズンズ・ホテルなどの高級ホテルが提供する「コンドミニアム」もあり、今回の高級マンション「Le 1420」も、同じようなポジションを目指していく。
1 2
投稿者プロフィール
最新の投稿
Pages: 1 2