安川電機、植物工場・食品加工の自動化システムを提供。新会社FAMSを設立

 株式会社安川電機は、2018年8月1日付で、食品分野や植物工場システムに関する装置の生産・販売を主力事業とする新会社「株式会社FAMS」(ファムス)を設立することを発表した。


新会社設立の目的
当社は、長期経営計画「2025年ビジョン」の実現に向け、新たな領域におけるビジネスを創出し、事業の柱の一つと位置付け「食」の生産自動化に注力してきました。

自然環境による影響を受けない農産物の安定供給に対する需要の高まりや食品加工の生産現場での人手不足などを背景として、農産物生産における「農」の工業化から食品加工における「食」の自動化まで、当社は食品市場におけるソリューション開発に取り組んできました。

そのような中、当社の製品で長年培ってきたモーションコントロール技術、エネルギー変換技術、そしてロボット制御技術を活用して、自動化技術のほか、環境制御&ICT技術といった要素を付加する独自コンセプトに基づいたソリューションの開発・製品化が完了しました。

これを機に、食品市場における事業化確立に向けて新会社FAMSを設立いたしました。


会社概要
名称:株式会社FAMS(ファムス)
 英語名称:Food & Agri Mechatro Solution Inc.
所在地:新潟県見附市新幸町2番4号
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 福田 哲哉
事業内容:野菜生産システム用装置の生産・販売など
資本金:1億円
設立年月日:2018年8月1日
大株主および持株比率:株式会社安川電機 100%