アグリメディア、農業人材サービスのアグリ・コミュニティを吸収合併

 アグリメディアは、農業人材サービス国内トップのアグリ・コミュニティを、2018年7月1日付で吸収合併した。存続するアグリメディアが、アグリ・コミュニティの権利義務全部を承継し、アグリ・コミュニティは解散する。

アグリメディアは、サポート付き市民農園「シェア畑」を約80カ所展開し、2万人近くの会員に利用いただいています。

また、農業を学びたい人や就農に興味がある人向けの学校事業「アグリアカデミア」のほか、自治体と連携した道の駅やレジャー農園の運営、企業向けの農業コンサルティングなど、農業分野で様々な事業を多角展開しています。

アグリ・コミュニティは、農業人材サービスで国内シェアトップの「あぐりナビ」を運営しています。毎月1,500人程度の就農希望者が新たに同サイトに会員登録し、利用者は現在3万人に近づいています。

求人を掲載する取引農家数も累計4,000件に近づき、2014年の創業から3年で売り上げ規模を8.5倍にまで拡大しました。

今回、「民間が運営する市民農園」と「農業人材サービス」の分野においてそれぞれ国内トップクラスで、現在も急成長中の両社が1つになることで、両社が目指す「農業全体を活性化・効率化する〝総合プラットフォーマー〟」への成長を加速させます。

具体的には、既存サービスを通じて保有する顧客基盤を融合し事業間の送客を促すほか、人材やノウハウなどの経営資源を有効活用し、既存ビジネスの業績拡大と新たな事業の創出を図ります。

合併して1つの会社になることで、よりスピーディーにかつ効率的に事業間シナジーが出せる状態にし、合併後の今期は13.5億円(昨対比170%)の売り上げを見込んでいます。