株式会社セラクは、農業IoTサービス「みどりクラウド」が出荷ベースでの導入件数1,150件を達成した。
同社では、2016年の「みどりクラウド」本格販売開始以降、タキイ種苗を始めとした各種苗会社や農業資材販売会社、単位農協等の販売代理店およびNTT東日本によるIoTパッケージとしての採用などを通じ、将来性の高い農業生産者に対する「みどりクラウド」の導入・普及を進めてきました。
その結果、2018年1月において、農業IT市場における将来的な市場シェアを占う上でも重要な基準と考える導入件数1,150件(出荷ベース)を達成いたしました。
また、ユーザは既に46都道府県に広がり、果菜類、花卉類、葉菜類を始めとする様々な作物の栽培データが蓄積されていることから、今後の栽培支援や流通支援においてもこれらのデータを有意に活用できると考えております。
「みどりクラウド」は、GAP認証取得支援などの付加価値向上や、農業ビッグデータの活用による栽培支援、流通支援等のロードマップに基づいた「儲かる農業ITプラットフォーム」として、さらなる研究開発と販売促進に取り組んでまいります。
■農業IoTサービス「みどりクラウド」について
農業IoTサービス「みどりクラウド」は、難しい設定や設置工事の必要がなく、機器を購入して電源を入れるだけで7種類の計測情報(温度・湿度・日射量・土壌水分・CO2濃度・土壌EC・写真)、2種類の集計情報(日照時間・有効積算温度)、5種類の気象予報データのモニタリングを実現し、スマートフォンやパソコンでいつでもどこでもデータを生産活動に活かすことができるクラウドサービスです。
また、農作業の記録・管理を簡単にするサービス農作業記録サービス「みどりノート」を提供しています。URL: https://midori-cloud.net/
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