株式会社マイナビが運営する社会人女性向け情報サイト『マイナビウーマン』(https://woman.mynavi.jp/)は、「働く女子の本音レポート」と題し、20代~30代の働く女性に「野菜の高騰」についてアンケートを実施した。
今年度は野菜価格の高騰が頻繁に発生し、安定生産が可能な植物工場に関する報道も多かった。
昨年の夏頃における野菜価格の高騰→ 長雨・日照不足が野菜価格に影響。例年比で6割強が価格が高いと回答
【約9割の働く女性が野菜の高騰を実感「値上がりしても買った野菜ランキング」1位は白菜】
働く女性の87.2%が「野菜価格の高騰」を感じていると回答。具体的に高騰を感じている野菜は、1位「白菜」、2位「キャベツ」、3位「レタス」という結果でした。
高騰を感じていながらも買った野菜についても同様に、1位「白菜」、2位「キャベツ」で、3位は「大根」でした。
~野菜の高騰を乗り切るための工夫~
◆キャベツやレタス、白菜等の葉物野菜の一番上の葉は捨てていたが、今はそれすらも貴重に感じ使うようにしている。芯の部分も薄くスライスして食べるようにしている(39歳)
◆野菜を傷ませないために早めに下処理して冷凍保存したり、常備菜を作ってこまめによそって食べたり、いつも以上に気をつけて管理している(31歳)
◆もやしを沢山使う、乾燥野菜を買って無駄にしない(30歳)
◆白菜が食べたい時はキムチで乗り越えた(28歳)
◆代用出来るものは代用で、生野菜のサラダはやめて常備菜の作り置きに変えた(29歳)
◆無駄を出さないように、全て使い切るようにする(23歳)
昨年秋に実施したマイナビウーマンの調査によると、「働く女性の9割が鍋料理好き、3人に1人が週1回以上食べる」と回答しています。
今回の調査でも「寒いので鍋を食べたいが白菜が高い」という声が多数見受けられました。
鍋野菜の代表格である白菜・キャベツの高騰は、鍋好きの女性たちにとっては大打撃。そんな中でも、カット野菜や冷凍野菜の購入など、野菜高騰を乗り切ろうと、様々な工夫をする働く女性たちの姿が浮かび上がりました。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年2月1日(木)~2月2日(金)
調査対象: 22~39歳の働く女性
回答者数:368人
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