株式会社セラクは、さまざまな産業分野におけるIoT導入に必要なセンサー連携・ノンプログラミングにてクラウドへのデータ送信を可能とする「IoTマルチセンサーゲートウェイ」の販売を開始する。
本来、IoTゲートウェイは使用するセンサーに合わせたプログラミングが必要でしたが、本製品「IoTマルチセンサーゲーウェイ」は、想定されるセンサーに対応したプログラミングを実装しているため、モニタリングに必要なセンサーを選んで接続するだけ(ノンプログラミング)で計測データをクラウドに送信することができます。
また、防塵防水機能により、屋内/屋外問わず、多様な環境下でのモニタリングが可能となりました。これにより、今まで導入が困難であった各産業分野での環境モニタリングシステムを、素早く、低コストで提供できるようになります。
■IoTマルチセンサーゲートウェイについて
・ノンプログラミングでIoTデータをクラウドへ送信
・最大16個までのセンサーを接続可能
・最大50mまでセンサーケーブル延長可能
・IP65相当の防塵防水機能
提供価格:128,000円(税別)
※基本構成に温湿度センサー1台・カメラ1台が付属します。
■IoTプラットフォーム事業について
同社は2012年より、IoT技術研究のもと、個別企業に対し「IoTソリューション」を提供してきました。2015年11月より、農業IoTサービス「みどりクラウド」の提供を開始して以来、現在では北海道から沖縄まで全国の農業生産者に利用されています。
「みどりクラウド」は圃場環境のモニタリングにより、実際に収量の20%増加や3,000万円の損失防止、燃料代の削減といった成果を上げています。
「IoTマルチセンサーゲートウェイ」の発売により、一次産業をはじめとする特定分野の課題に対し、今まで以上に導入コスト及び、導入スケジュールの削減を可能としたIoTソリューションを提供するとともに、あらゆる現象を「見える化」することをコンセプトに、日本の情報化促進に寄与するものと考えています。
IoTプラットフォームについて
http://www.seraku.co.jp/iot-ps/
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