ベトナム不動産開発の大手・ビン・グループは子会社のビン・エコを通じて生鮮野菜ビジネスに関する投資を加速させているが、同社では太陽光利用型植物工場による野菜が、ビンマート・ブランドのスーパーマーケットやコンビニにて販売を開始した。
同社では、先端農業技術を持つイスラエルや、人工光型植物工場のトップリーダーである日本から技術導入を行うために約54億円(4500万米ドル)の投資を行っている。
既にベトナム北部では24.5ヘクタールの太陽光利用型植物工場を稼働させており、各地で販売組織も立ち上げている。
子会社のビン・エコは、アグリ事業を推進するために今年の3月に設立され、現時点では毎日14種類の野菜を生産、合計で30トン/dayが太陽光利用型植物工場にて出荷が可能である、という。今年の年末までには各地で施設を建設し、4,000トン/dayまで増産する予定である。
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