埼玉県越谷市は来年1月4日に首都圏では最大規模の大型観光イチゴ農園「越谷いちごタウン」をオープンさせる。市が平成25年度に8棟の温室ハウスを建設し、全体の敷地面積は約2ヘクタールとなる。新鮮で完熟したいちごを摘み取り、その場で味わうことができるため、近年は都市部周辺の観光イチゴ園を中心に、多くの人々が訪れている。
温室ハウス8棟のうち、市内のいちご農家4軒が借り受け、今年の9月から本格的なイチゴの栽培と農園の共同運営を行っている。事業費は国の補助金も含めて2億5000万円。
料金は1時間の食べ放題で大人2100円、小人1200円。地元の観光農園と競合しないように料金を高めに設定した。年間4万人の来場と、6400万円の売り上げを見込む。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現