ダイエーは4月24日、地元の農業協同組合(JA)や食品メーカーが協力し、鹿児島県徳之島町に専用のパパイア農園を開く。9月頃にパパイアを原料にした独自商品を開発して全国の店頭で販売する。計画では2015年度には300トンを生産して、4品目程度を販売する。特産品の販路拡大を支援するとともに、ダイエー専用商品を増やして差異化を図る、という。
現在、鹿児島県において、奄美群島を「奄美・琉球」として世界自然遺産への登録を目指す中で、その温暖な気候や豊かな自然を生かした環境で生産される農作物の認知度向上に取り組んでおり、その一例に『奄美パパイア』のブランド化を掲げている。
そこで、鹿児島県及び鹿児島県経済農業協同組合連合会、鹿児島くみあい食品株式会社、あまみ農業協同組合とダイエーが協働して、鹿児島県徳之島にダイエー専用のパパイア農園を開園し、その農園で生産した『奄美パパイア』を原料としたオリジナル商品を開発、全国の店舗で販売する。
<ダイエーの『奄美パパイア』農園について>
◇開園日:2014年4月24日(木)
◇農園所在地:鹿児島県大島郡徳之島町
◇農園規模:*2016年度に最大規模への拡大を目指す