デリカフーズ株式会社の連結子会社である東京デリカフーズ株式会社は、今後更に多様化する顧客ニーズにこたえるため、首都圏エリアにおける青果物流通拠点の増床と生産能力増強を目的に、2013年7月3日、東京都足立区に「第二FSセンター」を竣工する。以下、同社によるプレスリリースを掲載しておく。
東京デリカフーズ株式会社 第二FSセンターを竣工
〜最新鋭のハードとソフトを融合させた青果物流通の改革拠点へ〜
デリカフーズ株式会社の連結子会社である東京デリカフーズ株式会社(所在地:東京都足立区、代表取締役社長:大崎 善保)は、今後更に多様化する顧客ニーズにお応えする為、首都圏エリアにおける青果物流通拠点の増床と生産能力増強を目的に、2013年7月3日、東京都足立区に「第二FSセンター」を竣工致します。
(1) 1F出荷センター(1,332m2)は年商25億円、2Fカット工場(999m2)は年商15億円のトータル40億円の生産能力を持つ大型野菜流通センター。
(現FSセンター60億/年を合わせ100億円規模)(2) 1F出荷センター・2F工場全体の温度帯を完全1〜4℃とし、野菜の鮮度維持を更に追及。
(3) 野菜の熟度コントロールを可能とする加温室を設置。
(4) 青果物流通の低コスト化を実現するデポ機能を更に拡大する為、デポセンターを大幅増床。
(5) 全工程1〜4℃帯のカットレタス自動化ラインを設け、菌数制御および鮮度維持を追及。
(6) 大型外食チェーン対応のオートソーター(オートメーションピッキングライン)を増設し、よりスピーディに、より精度の高いピッキングを実現。
(7) 蓄電池設備を備えた停電時対応可能な太陽光発電システムを導入し、災害時のバックアップ電源を確保。
メインサーバー・受注システム・通信機能を維持し、短時間での業務復旧を可能とする。(8) 工場より排出される野菜残渣(4トン/日)を完全堆肥化するリサイクル設備を導入し、リサイクル法遵守はもちろんのこと、生産地とのリサイクルループを実現。
(9) 食品衛生マネジメントシステムであるISO 22000に対応
(10) 野菜の機能性を分析・研究する研究開発室を増床・増員し、研究開発をより一層強化。一般消費者の健康志向に対して、外食産業を通じて野菜のエビデンスで消費動向の牽引を目指す。
(11) その他環境対策として、インバーター制御による空調管理システム・照明のLED化を導入。
<東京デリカフーズ株式会社 第二FSセンター計画概要>
○ 所在地 :東京都足立区六町4-12-12
○ 竣工予定日 :2013年7月3日
○ 敷地面積 :2,726m2 (826坪)
○ 延床面積 :3,212m2 (973坪)
○ 出荷物流施設面積:1F 1,332 m2 (403坪)
○ カット工場面積 :2F 999 m2 (303坪)
○ 事務所他面積 :3F 881 m2 (267坪)
【会社概要】
社名 :デリカフーズ株式会社
コード番号:3392(東証二部)
本社 :東京都足立区六町四丁目12番12号
代表 :代表取締役社長 小笠原 真清
設立 :2003年4月1日
資本金 :759,755千円
事業内容 :デリカフーズは「業務用の八百屋」です。産地から野菜を入荷し、お客様のニーズにあわせて工場で野菜をカット。ファミリーレストラン、ファーストフード、コンビニエンスストアなどの「外食産業」「中食産業」に新鮮なままの野菜をお届けしています。