大東建託、植物工場ビジネスを行う新会社を設立。茨城県で椎茸の栽培・販売事業を開始

 大東建託では農産物の生産・販売事業を行う「大東ファーム株式会社」を設立し、茨城県笠間市において、椎茸の栽培および販売事業を開始した。自社管理の倉庫を活用した施設栽培とともに、障がい者雇用を推進する。

大東建託、植物工場ビジネスを行う新会社を設立。茨城県で椎茸の栽培・販売事業を開始
新会社の概要
(1)商号    : 大東ファーム株式会社
(2)本社所在地 : 東京都港区港南二丁目16番1号
(3)設立    : 平成22年7月7日(決算期2月)
(4)資本金   : 4,000万円(大東建物管理株式会社100%出資)
(5)代表者   : 代表取締役社長 門内 仁志
(6)事業内容  : 農産物の生産、生産指導、加工及び販売等


事業内容
大東建物管理株式会社(当社全額出資)が管理している倉庫・工場を活用し、菌床(※)栽培により椎茸を栽培します。第1号物件として、茨城県笠間市の工場3棟を賃借し、1号棟にビニールハウスを設置し、10月より出荷を開始しました。

今後、2号棟及び3号棟でも栽培の準備を整え、11月下旬以降に出荷を開始する予定です。大東ファーム株式会社では、第1号物件での取り組みを検証し、今後、全国展開も視野に入れ事業展開してまいります。
※ 菌床:おが屑などの木質基材に米糠などの栄養源を混ぜた人工の培地。


障がい者雇用を推進
大東ファーム株式会社では、椎茸の栽培、収穫、パック詰め、出荷等の工程を、障がい者の作業員と専門の指導員で実施しており、現在7名の障がい者が従事しています。大東建託グループでは、今後も障害を持つ方の雇用を積極的に進め、障がい者の社会進出や自立を支援してまいります。
当社グループ障がい者雇用比率:2.32%(2010年10月1日現在)