新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、国内外にて植物工場による野菜の生産を行う企業が、野菜の無償提供などを行っている。例えば、国内にてタワー型の水耕栽培システムを展開するグリーンラボは、フレッシュバジルを飲食店1,000店舗に無償で配布することを発表している。
同社は、全国6カ所の栽培農場で生産しているフレッシュ・バジルを無償配布する(先着1000店舗)という。
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このほか、海外では世界でも有数の生産規模を持つ「ヴィレッジ・ファームズ・インターナショナル」は、生産拠点である米国テキサス州において、1万家族分の野菜を、地元のフードバンクやボランティア団体を通じて無償配布を行った。
同社はテキサス州内で3カ所の植物工場(太陽光利用型)を稼働させており、その他1カ所の流通センターも保有している。今回は、約2週間をかけて、トマトやキュウリなどの生鮮野菜を200トン分を無償で配布した、という。
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